2023年 新年明けましておめでとうございます。
新潟では予想より雪の少ない年始を迎え少しほっとしたのが実感と思 います。しかし年末に発生した寒波は新潟県のあちこちで立ち往生をもたらし、新潟市の中心部でも長時間渋滞が発生、体調不良や山間部では雪に埋もれた車中で一酸化炭素中毒事故も起こりました。
今後はこの様な災害が身近でいつ発生してもおかしく無く私たちは十分な注意が必要です。
昨年を振り返ると不安に思う出来事が沢山ありました。
長く続くコロナ禍、2月にはまさかの戦争勃発、それに付随して世界的物流や物資の停滞、後半に加速したエネルギー不足や物価高騰などなど、只でさえ弱った経済に水を差す事態として今も余談を許しません。
感染がまた拡大する中でたとえ行動規制が緩和されたとしても、これからはウイズコロナとしての生活が余儀なくされるのでしょうか?
私的にはマスクの無い時代へ戻って欲しいと切に願いますが、昔は冬季でもマスクなど無い飲み会など平気で行っていた事を考えると、よほど無防備だったのか?それとも「知らぬが仏…」だったのでしょうか。
今はまだ冬季ですのでガマンするとしても、新しい春が心地の良い以前の生活に戻る事を今年一番に期待したいと思います。
さて、主に石油石炭に代表する化石エネルギーをほぼゼロへして行く事が待った無しの世界最大のテーマになり、これは既に大きなうねりとして世界中で動き出しています。
大手企業も一般個人の方々からもエネルギーに関する危機感を私たちは感じています。
未だ揶揄される電気自動車ですが、「私たちは既に普通に石油を燃やせない段階に来ている」と言う認識に立って、先ずはその観点から「これからどう選択をするのか?」を考える必要が有ると思います。
私達パルコミュニケーションズとパルエネジーマネジメントではそのカギを握る再エネと蓄電池に取り組んで来ました。
2011年の東北震災によるエネルギー事変から12年、原発も今では化石燃料もふさがれた日本は主電源を一刻も早く再エネ由来へ切り替える必要性が在ると考えます。
その切り札が実は蓄電池にかかっています。
電力は唯一電線を通じて遠くへ送る事が可能な便利で大きなエネルギー源です。常にオンデマンドで発電する必要性から火力発電に頼らざるを得ない状況でしたが、その問題が蓄電池によって大きく解決出来る可能性が在るのです。
水力発電の揚水も同様に蓄電さえ出来れば、省資源国の日本もエネルギー問題から脱する事が可能になる…、しかも各個人レベルでの参加も可能です。
そう、その道筋がEVや個人宅でのソーラー発電でも大きな意義を持つ訳です。
以前からお話ししています1kwhで10㎞も走行出来るEVの登場や、EVを大きな蓄電池として活用できる事がそれに該当します。
電気自動車が発売されて10年も経過したと言われますが、まだ10年余りしか経験が無い中で既に超高性能スポーツカーEVや電費の良い軽EVも出ているのですから、この先10年の技術革新を創造したらおそらく色んな事が解決出来そうな気がして来ませんか?
苦労を重ねているエンジニアの皆様にはお許し願いたいのですが、やっぱり凄い革新と思う次第です。
世界にとっても企業や個人にとっても脱炭素に向けた道筋は遠いかもしれませんが、思うベクトルが一致さえすればそこに集約される力は凄いと言う証拠。
私たちパルコミュニケーションズではその一員としてこれからもSDGs、地域社会への貢献に取り組んで参りますので当社スタッフへどうぞご支援賜ります様何卒よろしくお願い致します。
最後になりますが、人気芸人にあやかってこの言葉で締めさせてください。
やれば出来る!
株式会社パルコミュニケーションズ
株式会社パルエナジーマネジメント
代表取締役社長 兼CEO 五十嵐修