社長ブログ

「1.5度上昇で永久凍土融解」が意味する未来

地球上の永久凍土地帯は、北半球の地表の24%を占め、現在大気中に存在する2倍の量の炭素を閉じこめていて、わずか1.5度の気温上昇で広大な永久凍土が大量に融解する可能性のあることが、シベリア等の洞穴の調査によって明らかになったのだそうです。
凍土融解は、気温と降水量の変化に加えて、海岸浸食や、それまで凍っていた地面の崩壊等を引き起こすことが予想され、今まで永久凍土層に建設されていた膨大な建造物は崩壊の危機に瀕し、シベリアにある石油やガス施設等にも影響が及ぶかもしれないとの事です。※WIRED(TEXT BY ALLIE WILKINSON)より。
事実に海洋研究開発機構は2008年、シベリアの永久凍土の融解が急激に進んでいることを確認していて、2012年には、グリーンランドを覆う氷床が全域で急激に融解していることも報告されたとあります。(日本語版記事から)。
今まで漠然と遠い世界におきているような錯覚にも近い感じが有りましたが、猛暑に竜巻に不都合な現実が身近に迫る今、崩壊の前夜のような気もしてきます。
どうしたら良いのか…など私は語る身分にありませんが、こうした現実にもう目をそむけている場合で無い事は子供でも分かっています。
しかしだから、皆でただちに出来ることをするだけでも、ひょっとしたら間に合うかもしれません。
やはり出来る事をたとえ僅かでもすれば、一人の行いは1億倍にもなる。
1Whの節約が1億Whの節電に、1Kmの節約が1億Kmなるとしたら…そう考えると小さな無駄の大きさが見えてきます。
当社は今月からエコアクションを社内で起動します。
先ずは総務、企画営業を中心に社内にチームを作り、意識を高める為に約一年をかけてライセンス取得を目指して行きます。
ECOへのスイッチはONにして同時進行で出来るところからエネルギーOFFして行く。
目的はライセンス取得では無く、あくまでもエネルギー総量削減だと思います。
小さな会社でもその取り組みは大きいかもしれません。
経過の報告は当社ブログ「ぱるるん日記」でも報告して行きますので、皆さんのご理解とご協力もお願いいたします。

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