社長ブログ

2011年3月のブログ

TITLE: あの日から2週間。
AUTHOR: パルコミュニケーションズ
DATE: 03/25/2011 23:33:12
PRIMARY CATEGORY: 日記

何をしても、死をもって覚悟して現場に臨む事以上に値する仕事など無い。
それは一つの戦争に等しい。
今も長引く原子力発電所内で炉心融解を防ごうと文字通り命をかけて作業に臨んでいる多くの関係者の方々…。
皆さんはこの国の、いや世界中の人々の中での英雄です。
今や各国が原子力発電に多くの電気を頼っている事実。
皆さんの活躍を世界中の人々が見守っています。
なんとか…なんとか無事で目的を達成して欲しいと、一国民でいる私は固唾をのんで見守っているしかありません。
こうしている今も、いつ爆発しても、いつ被爆しても、またいつ地震が襲ってくるとも、建物自体が倒壊の危機にあることも…皆さんは承知の上で現場に臨んでおられます。
その大きな使命感と高い士気に感銘すると共に、
どうか皆さんの決死の作業によって一刻も早くこの事態が解決し、無事に帰還されることをせつにお祈り申し上げます。
あの日から2週間。
世の中を一変させた東日本大震災。
余りに大きな災害に未だに詳細不明の被害の大きさ。
亡くなってしまった人の数さえ掌握出来ない事実。
そして放射能と言う見えない恐怖。
一家どころか、街ぐるみを失ってしまう悪夢を誰が想像出来たのか。
行方不明の方や、今後も避難を余儀なくされる方々が、いったいどこまで増えてしまうのだろうか。
この2週間は、そんな日々でありました。
一昨日に東京入りした私は、駅やビル、コンコース等の照明や、エスカレーター停止や電車の間引き運転など、多くの節電を肌で感じました。
新潟では公共交通機関を利用する機会が少ない事もあり、首都圏の異常事態を実感しました。
また計画停電については、いくら輪番で3時間だけとは言え、一般住宅だけでは無く、街ぐるみ殆ど全ての電気を奪うものです。
病院も老人施設も学校も幼稚園も、今は春休みかもしれませんが、もうすぐ新学期も始まります。
交通機関では信号機が消灯します。
子供たちも増える中、安全が相当に気に成ります。
関東では5月のGW明け頃から真夏の様な暑い日もおきてきます。。
このままの電力量で足りるわけがありません。
あれやこれや大きな不安ばかりですが…今は出来ることからする。
今この東京オフィスから眺める街並みは、明らかに普段に見える明かりよりも数が少なく暗いです。
一戸建てもマンションも皆で協力して、省エネに取り組んでいる夜の風景。
可能な限りの節電で、今みんなで協力しあっている事実をここから実感出来ます。
地域皆で協力しあう、助け合う。
今は4.3WのLEDスポット電球1個でPCに向かう私も今はその一員です。
先ずは出来ることから。
週明けは少しでも明るいNEWSになっていることを、節電を通じて祈りたいと思います。
いからし。

TITLE: 数えきれない余震
AUTHOR: パルコミュニケーションズ
DATE: 03/16/2011 15:32:38
PRIMARY CATEGORY: 緊急地震速報

目を覆いたくなる惨状。
いまだわからない安否。
日を追うごとに深刻さを増す原発の状況。
亡くなられた方、家族や家を失った方、街も職場も失って途方に暮れている方、本当に心よりお見舞い申し上げます。
そして今は家族や社員、友人も無事でいてくれている事に最大限の感謝を感じます。
いやと言うほど数えきれない余震が続いています。
皆さんもご存じかもしれませんが、3月11日の巨大な本震の後、当社で受信した緊急地震速報の回数は今日現在で400回を超えました。
この全てを余震と言っていいのかはわかりませんが、今回の様にあまりに大きなエネルギーが解放された後では、たとえ遠方であったとしても、以前からの地盤の歪が解放されているとの見方もあります。
その中でも驚いたのは12日23時34分長野県と新潟県の県境付近に発生した地震と、昨日22時31分静岡県富士宮市で発生した直下型地震かと思います。
両地震ともM6を超えた直下型で被害がでました。
通常であればこれだけでも大きな災害ですが、今回は東北地方の災害があまりにも甚大な為にまるで感覚がマヒしてしまっている様です。
福島県の原発は今日現在も未解決で、状況は日を追うごとに混迷しています。
今後どうなってしまうのか…しかし今は、今出来ること、協力出来ることを精一杯やるしかありません。
下記は長野県と新潟県境に発生した地震と昨夜の富士宮付近での地震を、長野県松本市内で設置された緊急地震速報システムで受信したデータです。
両地震とも揺れの到達まで約30秒の猶予が見られます。
このたびの災害で、大切な地震センサーが被害を受け、正確なデータが得られず一部誤報も出てしまっている実情もあるのですが、TV中継の生放送の報道番組中で、緊急地震速報が流れてから、実際に到達した揺れをアナウンサーがリアルに中継している様子など見ていますと、やはり数秒でも事前に分かることでの身構え、状況判断の速さなど、無い時とは比較には成らないのではと考えます。
いからし。
長野県、新潟県境付近
地震発生(速報)
2011年03月12日 23時34分58秒頃に地震が発生したと思われます。
場所: 新潟県中越(北緯37.0度、東経138.6度)
深さ: 10Km
規模: マグニチュード6.7
震度: 6弱
予測震度: 4
到達予測時刻: 2011年03月12日 23時35分30秒頃
地震発生(最終報)
2011年03月12日 23時34分58秒頃に地震がありました。
場所: 新潟県中越(北緯37.0度、東経138.6度)
深さ: 10Km
規模: マグニチュード6.0
震度: 5強
予測震度: 3
到達予測時刻: 2011年03月12日 23時35分30秒頃
山梨県富士宮付近
地震発生(速報)
2011年03月15日 22時31分46秒頃に地震が発生したと思われます。
場所: 山梨県東部・富士五湖(北緯35.4度、東経138.8度)
深さ: 10Km
規模: マグニチュード5.8
震度: 5弱
予測震度: 3
到達予測時刻: 2011年03月15日 22時32分20秒頃
地震発生(最終報)
2011年03月15日 22時31分46秒頃に地震がありました。
場所: 静岡県東部(北緯35.3度、東経138.7度)
深さ: 10Km
規模: マグニチュード6.0
震度: 5弱
予測震度: 3
到達予測時刻: 2011年03月15日 22時32分21秒頃

TITLE: 東北地方太平洋沖地震
AUTHOR: パルコミュニケーションズ
DATE: 03/12/2011 18:49:55
PRIMARY CATEGORY: 緊急地震速報

恐れていたことが現実のものとなった。
太平洋側にある日本列島に沿った海溝で発生した典型的なプレートの沈み込み歪によって発生した地震で、マグニチュード8.8と言う規模は、想定されていた宮城県沖地震よりも約90倍との事です。
想像を絶する被害が報道されています。
先ずは被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
今回の地震では、太平洋側のきわめて広い範囲が強い揺れと大津波に襲われました。
その原因として、三陸沖で発生した地震が隣接した領域で断層破壊などを誘発し、次々と地震を引き起こす「連動破壊」が起きた可能性が指摘されていて、断層は震源を中心に南北400キロ・メートル、東西にも200キロ・メートルに及んだとみられています。
数年前に発生したスマトラ島沖地震で、インド洋沿岸に大きな津波被害をもたらした巨大地震がありましたが、その際に日本でも同様な連動破壊が起きる可能性が指摘されました。
あの時の津波の映像があまりに強烈であって、日本で起こったら大変と思いつつも、何となくどこか日本では起こらないと、そのまさかを避けていた様な気もします。
しかし昨日からの報道の映像は正にその時と同じ様相を報じていて、しかも被害はそれ以上になる可能性も出てきています。
今、報道は福島の原子力発電の爆発を追っています。
これが、これまでの災害をはるかに超える二次災害を起こす可能性を持っているからです。
これは映画の、ドラマの世界であってほしいと真剣に願いながら今日は帰宅します。
明日にでも、なんとか最悪の事態が防げている事を祈って。
参考記事  yahoo news
いからし。
当社では今回の緊急地震速報は正常に作動し震源地からの距離も比較的遠かった事からも避難に有効に利用できたと感じています。
しかし余りの巨大な地震であったために、その後の運用に支障が出てしまったと通達がありました。
この理由など、また後日に改め精査して報告したいと思います。
以下、今回の巨大地震で、当社が新潟本社で受信した緊急地震速報のデータの速報と最終報を添付します。
地震発生(速報)
2011年03月11日 14時46分17秒頃に地震が発生したと思われます。
場所: 三陸沖(北緯38.1度、東経142.9度)
深さ: 10Km
規模: マグニチュード7.9
震度: 5強
予測震度: 3
到達予測時刻: 2011年03月11日 14時48分18秒頃
地震発生(最終報)
2011年03月11日 14時46分17秒頃に地震がありました。
場所: 三陸沖(北緯38.1度、東経142.9度)
深さ: 10Km
規模: マグニチュード8.1
震度: 6弱
予測震度: 3
到達予測時刻: 2011年03月11日 14時48分18秒頃

TITLE: 人事を尽くして天命を待つ
AUTHOR: パルコミュニケーションズ
DATE: 03/09/2011 00:46:56
PRIMARY CATEGORY: 日記

人事を尽くして天命を待つ
「人間の能力で出来る限りのことをし、あとは静かに天命にまかせることで、結果の成否は天に任せて、結果がどう出ても悔いはないという心境のたとえ」
人間万事塞翁が馬
「もし本当にそれが幸福な出来ごとと自分で思ったとしても、ともすればそれは反対な結果をもたらす事となったり、また不幸な出来事と思ったことが、結果それが最良な出来ごとであったとするような、中国の古い書物に書かれている教え」
春は人生を左右する大きな選択をする時期です。
進路を決めたり、試験に面接に異動や転勤。
自分の意思で決められることも有れば、そうでない不甲斐なさを感じる事もある。
結果が裏目に出た時は他人のせいにしたり、または自分を責めたりもしてしまいます。
それも人間として普通な事とも思います。
しかし、最も重要な事は、やはりどんな境遇にあっても、「最善を尽くすこと」、「没頭すること」ですね。
スポーツマインドに良く聞く言葉 「ベストを尽くす」 があります。
人が人として結果を出すために、その結果だけを気にするのでは無く、結果に向けてどれだけのスピリッツを持って戦っていたのか…。
そしてその事自体が、大切なその人の人格を決めていると言う事実。
結果に向けて常に努力を惜しまないその姿勢こそが、既にその人の人格として形成されていると言う事実です。
称号に称賛するのか、素晴らしい人格に称賛するのかは別として、少なくとも試験中に携帯などでカンニングをするなどと言う呆れた行為が、その人の、その後の人生に良き結果をもたらす筈も無い事は、だれしも知るところです。
たまたま魔がさした行為とも思えない今回の騒動は、殆どの真剣に取り組んできた他の受験生に対し失礼極まり無く、心から謝罪すると共に、もしこの様にして万が一合格したとしても、まったく意味をなさない事を学び直して来てほしいと感じます。
人事を尽くして天命を待つ。
少なくとも一生懸命何かをつかもうとしてもがいている人。
一生懸命は一番光っているオーラです!
私も、改めてそのマインドを持ち続け取り組んで行かねばと感じた次第であります。
いからし。

TITLE: 国際スマートグリッド2011
AUTHOR: パルコミュニケーションズ
DATE: 03/05/2011 11:57:02
PRIMARY CATEGORY: 太陽光発電

今週、国際スマートグリッドEXPO2011に行ってきました。
率直に言って、年々着実に勢いが増しているのが実感です。
主に太陽光発電装置のブースを観て来たのですが、今年はまたその発電効率などの技術進歩を実感したのと、パネル周辺機器や施工の方法に主に進歩があったと思いました。
たとえばパネルの設置方法。
私も工事業者として設置工法に疑問など感じていたことが、次々に新商品としてアイディアが出され、解決されて行くのを目の当たりにしましたし、また従来のパネルにこだわらない形式、たとえばフィルムシートや外壁をイメージ(設置面は垂直)したようなパネルなど、これなら雪国で積雪を意識せずに設置可能となります。
また、屋根の上の施工に関する安全策では梯子の手すりや、安全ロープなど従来品からの改良や、地上に設置する場合のアンカーの施工方法、また設置後の保守に焦点をあてたブースもあって、この辺りは昨年よりずい分意識が変わってきたと思います。
どちらかと言えばまだまだこれからの業界です。
しかしそれだけに着実に実績とノウハウが進歩している…と言うのが正解かもしれません。
当社は、関東や他地域を比べて普及が遅れている新潟県や日本海側でのデメリットをなんとか乗り越えて、太陽光発電と、LED照明を含めたCO2削減に貢献出来る企業を目指します。
折しもこの度当社では、佐渡の森整備事業「トキのも森クレジット」に参加させて頂く事に成りました。
パルコミュニケーションズは今後も地域貢献企業としての地道な活動を続けて行く所存です。
いからし。

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