今週、大手経営コンサルタント会社が開催する全国大会に参加してきました。
その中での公演で、テレビショッピングでお馴染みのジャパネットたかたの高田明社長の公演「私の挑戦 決断と行動の繰り返しで未来を作り人を作る」をお聞きし、凄く感銘をうけた次第です。
高田社長は長崎県生まれ地元で、大学卒業後、機会メーカーを経て父親の経営するカメラ店に入社。
その後地元のラジオショッピングで通販に参入、今は皆さんご存知のあの高い声のトーンでおなじみのテレビショッピングで業績を飛躍的に伸ばされた社長です。
一見華やかで、芸能界にも通じる様なその華々しい印象であった私は、今回の講演でたかた社長の経営者魂に触れ、一人のファンになっ帰ってきた次第です。
やはりそれは、一人の経営者として自分との戦いであったと思うからです。
最初からあのテンションの高い声で公演が始まるのだろうと期待していた私は、いたって静かな口調での始まりに少々残念に思ったのですが、その会場の雰囲気を察してか、「皆さんきっと今、私のCMとの印象が違うと感じていらっしゃるでしょうけど、いつもあの調子でいたら今頃死んでしまっていますよ」と話され会場が笑いに包まれました。
そう、あのたかた社長も仕事ではプロに徹しておられる。
普段は熱心なビジネスマンとしての至って紳士な経営者です。
ではなぜあのトーンになるのか。
それはあの高い声の秘密の魅力にも含まれているのですが、たかた社長には決まった台本が無く、ほとんどはアドリブなのだそうです。
この商品を購入した消費者の方々がいかに「買ってよかった、使ってみて家族が幸せになりました!」という夢を届けてあげたいんだという気持ちで行動、挑んでおられるのです。
そうは言ってもビジネスですから一定の目標は必あるでしょう。
しかし結果はあくまでそうした努力の結果であって、全てを受け入れ出来ない理由は探さない、残りの半分でアイディアを出す努力し、売れる理由を探すのだそうです。
初めは小さな商店でもその地域で一番店になれれば、やがて必ず全国でも成功できる。
こうした信念をつらぬいて、今のたかたさんはあるのです。
夢はあきらめない限り夢。
たとえ100歳になっても英語の勉強は可能です。
それは未来の為だけでなく、そうした気持ちでいることが素晴らしいのだとも。
夢は常に持ち続け行動し大事なのはあきらめないこと。
自分を変えられるのは自分だけで有り、過去や未来ばかり案ずるのではなく目の前の現実に一生懸命取り組んでいくことが未来を切り開くことに繋がるとも。
企業は一生懸命利益をだすこと。
それは結果社会に貢献する事になる。
私が一番心に残ったのは、自分が提供する商品で、人々が幸せな気持ちになって下さることを信念にしている事と、ワークライフバランスと言う言葉があるが、そのそもワークとライフは分けられない物であるとおっしゃって居いたことです。
これは世の経営者全てが感じていることと思います。
あまりに多くの言葉に共鳴し感激だった私は握手さえ叶いませんでしたが、次回のテレビショッピングで少しでもこのご恩をお返し出来たらと思っていて、もう注文ボタンを押す準備が整っています。(笑)
おそらく会場におられた多くの方が同じ気持ちで準備OKでいるのでは無いでしょうか。
たかた社長…さすがです。
会場の多くの経営者に夢と希望を下さった高田社長に、この場をお借りし感謝と敬意を表します。
本当に有難うございました。