今週新潟本社において、表題の現地審査を受け、審査人から合格判定を頂きました。
ここでエコアクション21とは…
「持続可能な社会を構築するためには、あらゆる主体が積極的に環境への取り組みを行うことが必要です。
私たちは製品・サービスを含む全ての事業活動の中に、省エネルギー、省資源、廃棄物削減等の取り組みを行うことが求められています。
エコアクション21は、全ての事業者が、環境への取り組みを効果的、効率的に行うことを目的に、環境に取り組む仕組みを作り、取り組みを行い、それらを継続的に改善し、その結果を社会に公表するための方法について、環境省が策定したガイドラインです。
エコアクション21ガイドラインに基づき、取り組みを行う事業者を、審査し、認証・登録する制度が、エコアクション21認証・登録制度です。」
(エコアクション21事務局のHPより抜粋)
当社は1年以上前からチャレンジエコアクション21に参加し、上記の趣旨に基づいて企業活動を行って参りました。
特に震災以降、高まるエネルギーへの関心からも、私たちは多くの諸問題を抱えたまま事業活動を継続しています。
一般の生活も事業活動も必ずやエネルギーを消費します。
人類が生きていく限りこれは避けられないこと。
しかし、だからと言ってなにもせず手をこまねいていても何も解決はしません。
身近なところからでも、出来る事から始める。
その為には先ず何が出来るのか、何をすればいいのか…。
特に人が集まる企業、組織にはそれを行う為のマネジメントが必要になってきます。
迷っていても解決しないので有れば、先ず学ぶことから始める。
そしてそこから出来る事をコツコツと行って行く。
当社も社内に事務局を設置しました。
担当者は2年前に入社した総務の清野芽美さん。
プライバシーマーク監査の時もそうでしたが、お手本が少ないなかで手探りのPDCAを模索してくれてここまでやって来れました。
おかげで当社は既に、ここまで沢山のCO2削減を実現しています。
これは本当に素晴らしい出来事でした。
私たちは今まで、「業績向上=経済の発展=使用エネルギーの増加」…として歩んできた訳ですが、これからは逆転の発想が必要です。
CO2を減らしながら経済活動を行っていく。
その延長上には化石燃料や巨大ケミカルに大きく依存しない社会の構築を現実の事ととらえ、「けっして夢にしない」と言う取組が必要なのではないでしょうか。
私一人で出来る事は小さい事ですが、一人一人が気にすることで1億数千万人分の削減が可能になります。
今回の出来事で環境への意識が高まった私達ですが、これからは当社で扱うLEDや太陽光関連、蓄電装置の販売促進を行いながら、一層のエネルギー低減実現に向けた取り組みをして、地域社会への貢献を目指して参りたいと考えています。
まさに経済活動を行いながら、同時に環境負荷を低減していく提案です。
今まで審査に係って下さった外部コンサルタントや審査人の方々、長期に渡りご指導下さり本当に有難うございました。この場をお借りし感謝申し上げます。
また、社内で一生懸命取り組んでくれた社内事務局の清野さん。
ここまで御疲れ様でした。
一番大事なのはこれからの運用となるわけですが、こまめに社内喚起を促しながら時に厳しく、またあなたらしく爽やかに正式な取得まで進めて行って頂ければ幸いです。
私たちは小さな事業所ですが、 そうする事でやがては会社も社会も安心して暮らせる世の中になって行くのだと私は思っております。