社長ブログ

東京五輪、炭素中立「持続可能な都市」を発信

 

東京オリンピック開催が決まったのは9月8日でした。
ジャック・ロゲIOC会長が発表した「TOKYO」と言う言葉が私は凄く印象的だったので、未だ脳裏に焼き付いて離れません。
また本当に素晴らしかった日本チームのプレゼンも好印象でした。


この東京開催が日本が世界に向けて新しいエネルギー政策を発信できる大会に出来れば、それは意義のある素晴らしいオリンピックになると以前もブログでコメントしました。
しかしやっぱりと言うか実際にも、既にその様な方向性で目指されていることが解りました。
それもかなりのインパクトで…です。
 
 
実は昨年のロンドンオリンピックも廃棄物リサイクル、再生可能エネルギーの活用、省エネ活動や都市の緑化でかなりの実績を残した大会であり、ロンドン五輪委員会は事後リポートで「過去150年で最大の都市緑化を実現した」と総括しています。
凄いですね。
 
 
そして2020東京大会では、そのロンドンを凌ぐ目標を掲げていて、それには「カーボンニュートラル(炭素中立)」を目指すと宣言しているのです。
実現すればこれは快挙でしょう。
 
 
 
大会の施設や会場では太陽光発電や太陽熱などの再生エネルギーを積極的に採用し、併せて排出したCO2はグリーン電力証書やグリーン熱証書などの活用でオフセット(相殺)します。
また今回は遠隔地から需要地に直接送電する「生グリーン電力」の利用も想定されているのだそうです。
生?そう、生きた自然電力…まさしく「なまえこ電力」です。
 
 
 
全使用エネルギーを再生エネルギーで賄いカーボンニュートラルを目指す東京大会は国際社会に向けて、オリンピックの本大会以上にインパクトのある新しい社会の在り方にまで踏み込むくらいの提案にする事で、東京オリンピックは本当に一つの時代を変えられるくらいの意義のあるイベントになりうると思います。
それが技術立国である日本の東京にふさわしい大会ではないでしょうか。
これって期待しすぎかなあ(笑)
 
 
 
しかしあと7年…。
おそらくあっという間に過ぎていく時間かもしれませんが、でも私たちは震災以降のこの約3年間で、その前の時とは人生観をも変わる経験を積んで来たはずです。
 
 
 
だからこそ日本から世界のエネルギー事情を変えるくらいの意気込みで臨んでいけば、その後の時代には間違いなく新しいエネルギー社会に出来る気がします。
 
 
 
万歳東京オリンピック!
当社が保有するソーラールーフ、ソーラーステーションも、7年後のオリンピックへ「生グリーン電力」を送電出来たらうれしいですね。
たとえそれが会場内の僅かなLED照明であっても構わない。
 
 
そんな事が可能になるかは現段階ではわかりませんけど、当社も何かしらの形でその時代の変わり目に貢献が出来たら、この上もなく嬉しいと想う次第です。
 
 
 
夢か…現実か…。
先ずは出来るところからのECOアクションに、皆さんも当社スタッフと共に参加して頂ければ幸いです。





参考文献…日経エコロジーより

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