社長ブログ

台風30号の脅威

猛烈な台風30号による死者はフィリピンのテイテ島で約1万人に上る恐れがあることを伝えています。
今回の台風により発生した高波は家屋の高さほどに達し、レイテ島では台風が通過した地域の70〜80%の建物が破壊されたとのこと。
まさに壊滅と言うことでしょうか…。
またも大きな自然災害に心が痛みます。
テレビNEWSの現地のインタビューで、地元の女性が、「こんなに強い台風を今までに知らない…」と声を震わせていました。
これはけっして対岸の災害ではありません。
風速90mとはどんなに凄いか想像できますか?
時速に直すと324km…新幹線が最も速度を出している位の速さです。
高速道路で車の窓を開けた事があればわかりますが、その三倍もの速度の風を普通まともにくらえばなんでも飛んで行ってしまう事は言うまでも有りません。
 竜巻に巻き込まれたレベルと言っても過言では無いでしょう。

今回の台風がもしも日本に向かっていたとしたらと思うと悲しい気持ちになりますが、今年は日本もやけに大型の台風が多い年でした。
以前も話しましたが、CO2増加による世界の平均気温上昇や海水温が高くなっている事実は、これからの気象がこんなレベルの災害になる事を懸念して行かなければなりません。
このままで良いわけは無いのですが、いったいどうすれば収束させることができるのでしょうか?
日本では冬においても、低気圧が北海道付近で極端に発達するいわゆる爆弾低気圧がほぼ毎年発生しています。
新潟県でも過去にこの低気圧で送電線が短絡し、大停電が発生した事は皆さんの記憶にも新しいところと思います。
冬の寒冷前線は雷と雪を同時につれてきますので、我々通信業界にとっても本当に怖い存在です。
どうか今年はそんな爆弾低気圧が起きない事を祈りたいと思います。
折しも明日から急に寒くなるとの事。
山間部では雪の便りも入って来るでしょう。
せめて社用車だけでも早めにタイヤ交換から準備を始めたいと思います。
それがBCPにもつながる心構えと思いますので…。

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