今日7月1日から太陽光発電によって発電された電力がkw辺り42円での全量買い取り制度(太陽光発電などで生成された電気の全量を電力会社などが買い取る方式のこと)がスタートしました。
これを要約すると、「自分で消費した電力とは無関係に、太陽光発電したすべての電力を売電できる」という方式で、この全量買取制が適用されるのは、事業者が設置する太陽光発電所や、工場や学校の屋上にソーラー・パネルを設置する場合など、産業用途に限定されます。
住宅用はいままでどおり余剰電力の買取制度が継続され、その売電価格は今まで通りkw辺り42円ですから、既に設置されている方にも特に心配はいりませんが、全量を売電出来ると言う事には、そこにビジネスチャンスが生まれると言う事です。
事実、今年度中に認定される産業用発電施設は原発2基分にあたる250万キロワットにのぼるとの試算もあって、全国の再生エネによる発電能力が現在の計約1950万キロワットから約2200万キロワットに拡大する見通しとの事です。
確かに今はコストの割高な太陽光発電かもしれません。しかしこれからの道標を決めればそれによって投資が盛んに行なわれ、コストも大幅に下がってきます。
コストが下がれば更に一層の拍車がかかり、またその間に起こるであろう次のイノベーションによって、やがて再生可能エネルギーだけでもほとんどの電力を賄う事が可能な未来がやって来るのではないでしょうか。
私たちの会社でも、今出来る事を模索しています。
何としても、僅かでも…出来る事から計画して行く。
当社の屋根にある合計で10kw以上のパネルも、静かに、しかし確実に、大切なで貴重な電気を生みだし続けてくれています。
雪国であっても当社のパネルは発電設計値の年間累計で1,000倍以上の実績として記録されています。
今から10年、20年の先を見据えながら…
皆さんも私たちと一緒に成って増やして行きませんか!