社長ブログ

リベンジで鯛焼き

今日は前回雨で散策出来なかった川越のお菓子横丁に再度リベンジで行ってみました。
もちろん愛車の高速カーボンチャリ(笑)です。
東京は天気が良かったのですが、春先に戻ったかのような肌寒さと北風。
新宿から川越までのルートで中山道を選んだのでもろに逆風でした。
特に軽い自転車は慣性が小さいのでちょっとした横風でハンドルを取られます。
この1週間の不摂生と昨日の寝不足でペダルは重く、その上の向かい風。
しかし不思議な事に10kmを超えるあたりから重かった体が軽くなり、どんどんスピードがあがって行きました。こうなると自転車本来の爽快感から一層テンションが上がってきます。
池袋から板橋抜けて17号に合流、中山道をひたすら北上。
由緒ある街道は道幅も広いのですが交通量も多く、いつものように車道と歩道を行ったり来たりで段差の度にヒヤヒヤしながら、しかし小気味よくハマるギヤに気を良くして荒川を越えて埼玉県に入ります。
有名な戸田競艇場を左にして蕨、浦和に大宮です。
この辺は道幅が狭く渋滞する車の脇を進みますが、たぶん相当自転車の方が早かった。
ましてガソリンを使わない優越感とごぼう抜きの快感!
でも安全には留意しましたけど(笑)
大宮からは西向きに進路を変えて二時間半ほどで川越に到着しました。
今回は天気も良く川越のシンボル、時の鐘と青空のコントラストが最高でした。
でも今回の目的はあくまでお菓子横丁(笑)
そこは少し奥まった細い路地で数件のお菓子屋さんが軒を連ねています。
到着してすぐに人混みの中歩いていると、なんと魅力的な小さな鯛焼き屋を発見。
その店先のへぎに行儀よく並んだ鯛焼きに思わず「おやっさん!あん下さい」
直ぐその場で食らいつき、「旨い!あーなんと言う幸福感!」
この瞬間の為に40kmを疾走して来たのだと暫くは声に成らず、ただぼうぜんと食べるのみ(笑)
あっという間に一匹の鯛焼き君は居なくなってしまい、ふと店に目をやるとまたまたふっくらした焼きたてが並んでいました。
極度の空腹感だった私は、間髪いれず「おやっさん、今度はチーズね!(笑)」
ここの鯛焼きは肥えています。
二匹目は愛車のサドルに乗せて記念撮影。「走れ!たい焼き君」
でも君は最高に旨かったよ(笑)
川越からの帰路は37kmで約90分。
前回より短縮された理由はライバルの出現です。
一度は軽く抜き去った同じロードスタイルの方でしたが、闘争心に火を付けてしまったのか次の信号で抜かれてしまい、しばらく私達二台は車より早いテールツーノーズとなりました。
さすがに既にお互いにを意識していますので、次の信号で声をかけたら先方もお疲れの様子。  思わずお互い照れ笑いです。
足立区まで帰るとおっしゃっていたその方は私より遠くへ帰ります。
ほんの一瞬のふれあいでしたが、趣味は初対面の距離を短くします。
この先もどうぞ気をつけて。
そんなこんなで今日のライドは78kmちょっと。
再来週には一日でこの倍を走らなければいけませんが着実に体が慣れてきました。
急がずゆっくり目指したいと思います。

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