社長ブログ

2011年7月のブログ

TITLE: 時代は進む…
AUTHOR: 
パルコミュニケーションズ
DATE: 07/30/2011 17:29:39
PRIMARY CATEGORY: 
地デジ関連

7月も終わり。
あれだけずっと以前から取り組んで来たと思っていました。
新しいデジタル波を送信する為に既存のアナログ周波数を変更する業務からスタートしたTV放送の地デジ化。
今週そのフィナーレを迎えることとなりました。
全日本国民を巻き込んだ、こんな事業は一生に一度経験するかの事業です。
当社は早くからこの対策事業に取り組ませて頂き、その初めの、東京多摩地区のアナログ変更対策をしていた頃は、「本当に全地デジ化は可能なのだろうか?」と思ったものです。
24日の日曜日に私たちは、その停止の時間に向けて社内、あるいはお客様の所でその瞬間を迎えていました。
今まで一生懸命とりくんできた仕事では有りましたが、まだ地デジ化が間にあわなかった方からの問い合わせに応える為です。
しかしながらその心配は殆どありませんでした。
一部の方からの問い合わせは頂きましたが、お陰さまで大きな混乱は無く、その後もほぼ順調に推移している様子です。
やっぱり日本人って凄いのではと感じました。
しかしまだ暫定的な仮の対策で、仕方なく正式な“地デジ”で見られていないかたも多くおられます。
2015
年までの仮の衛星視聴対策や、デジアナ伝送視聴者への地デジ化対策業務です。
私たちは少しでも早く、これら暫定対策になられた方へのデジタル移行業務を進めて行く為の事業にも、既に取組みをスタートしています。
さて、今週から空いた112ChVHF放送帯域ですが、いよいよ次世代へのサービスの検討が始まるかと思います。
しかしこれについての詳細は後日にお伝えしたいと思いますので楽しみにお待ちください。
57
年もの間、利用されて来たVHF放送帯域は、TV放送としては幕を閉じました。
私たち子供のころの、家具の様なテレビにはこの112chのガチャガチャダイヤルしか有りませんでした。
テレビ業界は次のステージに移ります。
パルコミュニケーションズもまた、一つの時代の節目において新しいサービスへの取り組みと、新しい事業計画を行っています。
これにつきましては近々にお伝えしたく考えています。
時代は進む…
いつの世も変化によって生まれ変わります。
しかしながら、変わる事には勇気とエネルギーが必要です。
一つの時代が終わる寂しさと、新しい時代に進む期待感。
パルコミュニケーションズは、これからも進化してまいります。
日夜一生懸命な当社スタッフを、どうぞこれからも、今まで以上にご愛顧頂けますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
平成23730日 五十嵐修

TITLE: 全エレベーターに地震感知器を…
AUTHOR: 
パルコミュニケーションズ
DATE: 07/16/2011 01:55:45
PRIMARY CATEGORY: 
緊急地震速報

全エレベーターに地震感知器設置へ 閉じ込め防止図る
国土交通省は、既存のすべての建物のエレベーターに地震感知システムの設置を求める方針を固め、揺れを感知するとエレベーターを最寄りの階まで動かして止め、ドアを開けるシステムで、東日本大震災でも相次いだ、「閉じ込め」事故の防止を狙うとのことです。
 国内で稼働するエレベーターのうち、すでに設置済みのものなどを除く約93%、65万台程度が対象で、あわせて、ドアが開いたままエレベーターが動くのを防ぐ戸開(とかい)走行防止装置の設置も求めるとのこと。

二つのシステムを設置するには計300万円程度かかるため、国交省は2012年度から機器の導入に補助制度を設ける考えで、国と自治体が費用の3分の1ずつを補助する案を検討するそうです。
さらに国が定めるマンションの「長期修繕計画作成ガイドライン」を11年度内にも見直して設置を促すとの事で、実質的な義務化との受け止め方も出そうです。

建築基準法では、09年9月28日以降に着工した建物にはこれらの機器の設置を義務づけていて、今回の要請は、それ以前に着工したマンション、オフィスビル、公共建築物が対象。百貨店や病院、ホテルなどの業界団体や自治体を通じて設置を求めるとの事で、改修期間を5年程度に区切って設置を進める案も検討して行くのだそうです。    以上アサヒコムより。
これは緊急地震速報システムを運用するものでは有りませんが、地震時に大変怖い居場所の一つにエレベーターがある事は皆さんもご存じの通りです。
水もトイレも無く、いつ救助に来てくれるかわからない狭所の中で、たとえ5分でも大変な恐怖を感じると思います。
今回の方針はもっと早くに有って良かったのではと考えますが、2012年度からと言わず即刻でも対処してもらいたいものです。
先ほども都心でけっこうな揺れを感じました。
いつ何時起きるかもわからない状況下にあって、古いエレベーターに乗るときは、しばらく緊張して乗らなければいのかもしれません。
いからし。
以下、先ほど発生した地震の緊急地震速報データです。
地震発生(速報)
2011
0715 210119秒頃に地震が発生したと思われます。
場所: 茨城県南部(北緯36.2度、東経140.2度)
深さ: 10Km
規模: マグニチュード
5.1
震度:
 4
予測震度: 1(新潟市東区)

到達予測時刻: 20110715 210217秒頃

TITLE: ラインマンスピリッツ6
AUTHOR: 
パルコミュニケーションズ

DATE: 07/09/2011 01:06:12
PRIMARY CATEGORY: 
地デジ関連

気がつけば7月も中盤。
あれだけ遠い先と感じていたアナログの停止まであと2週間程となりました。
まだまだ先の出来事と思っていたのに…です。
皆さんは既にデジタルテレビへの移行を終えられたかと思いますが、地デジTVを購入されても肝心のデジタル信号が受信できないケースがまだ発生しています。
私たちは、いまそんな方々へのご支援を、主に地域のデジサポを通じて係わらせて頂いています。
お陰さまで本社拠点の新潟での進捗は、皆さまの協力のもと全国の上位で推移してきました。しかしまだ解決に向けて最後の調整もギリギリ行っています。
アナログTV波完全停止まであと17日…。
50
年余の歴史にピリオドです。
そんな歴史的な作業に私たちは全力で取り組ませて頂けたことはエンジニアにとって幸せな事と感じてきました。
最後の1日、最後の1件まで、私たちはあますことなく最大限のお手伝いをさせて頂きます。
しかしながら迅速な対応を、限られたメンバーで行う為には限界も有ります。
しかし当社の職員や、臨時にお手伝い頂いている方々も、今は夜遅くまで真剣に対応すべく、汗を流して頑張っております。
あと2週間、気を抜かず、地域の皆さまに貢献させて頂く所存です。
そんな中、当社の電波測定車を見かけましたら、職員が額に汗して地デジを狙ってデータをにらんでいるのだと、見守って頂けましたら幸いです。
もしも、まだ皆さんの周りに、気がつかずアナログ受信をされている方がおられましたら、一刻も早い移行手続きをお願いいたします。
アナログTV最後のラインマンスピリッツ!
今までずっと利用して来たVHF電波帯域が、TVとして消え去って行くことに私は少々の寂しさも感じつつ、この2週間を見守って行きたいと思います。
平成23年七夕
いからし。

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