社長ブログ

彼岸も過ぎて・・・。

さて…9月も末、約2カ月ぶりの再開にて申し訳御座いませんでした。

いろんな事があったこの夏も、いつしか晩秋を漂わす雰囲気になり、既設のうつろいは彼岸を境に一気に進みます。

稲刈りが盛んな今ごろに、新潟の山手は赤とんぼが群れだします。
この群れが平野部におり立ち幾日もしないうちに、寒い冬が足音を立ててやって来るのです。
秋の日はつるべ落とし。
鮮烈な暑い夏である程に、秋の訪れは北国に暮らす人たちの心象風景にしみ込んで行くのではないでしょうか。

さて前回のブログまで当社は地デジ化まっしぐらで進んで参りました。
皆さまのご協力のもと、その後も大きなトラブルは無くひき続き残された移行対策業務を行っているところでありますが、殆どの世帯で、TVがデジタル化したのだと思うと、この数年間アナログからの移行作業に貢献させて頂けたことに改めて感謝致す所です。
本当にありがとうございました。

前回も触れましたが、当社はこの春にECO事業部を創設致しました。
業務の内容は主に、「LED照明システム」「太陽光発電システム」お日様の光をそのまま伝送する「太陽光採光システム」などの環境商品で、主に節電対策事業に係わる調査、設計、施工、販売に取り組んで参る所存です。

皆さんもお気づきの通り、私たちは3.11の震災によって電力が停電したその一瞬から、全生活レベルで停止してしまう怖さと儚さを知りました。
私たちは今、このあたりまえに使用してきた電力や石油などのエネルギー資源を本気で考え直さないといけない瀬戸際に生きています。

まだもう少しだけなんとかなる今のうちに、出来るだけ少ないエネルギーで生きて行ける世の中を構築して行かない限り、私たちはいつかどこかで取り返しのつかない事態に陥ってしまう事を体験しました。
少しでも未来のエネルギーに近づけて行けることが、今私たちが出来る始まりの一歩だとすれば、今がそのアクションを起こさなければならない時と考えます。

大事な事は何かを始めること。
始めればいつかは実るでしょう。

たとえばLED照明は取り換えたその瞬間から電力使用量を蛍光灯でも約半分に出来ます。
当社は今年本社照明を全てLED化しました。
また今年も太陽光発電装置を増設し、あわせて約10kwもの電力を生んでいます。
窓ガラスには遮熱フィルターも全面にはりました。
車両は走行距離がなかなか減らせない分、ハイブリット車も導入しました。
CO2削減では、阿賀町と佐渡市で発行しているクレジットも僅かですが購入させて頂きました。

費用対効果だけで計れますか?
答えはNOです。
でも先ずは出来る事で、事実これらエネルギー削減に少なからず貢献出来きました。
今、世の中の、出来る限りの予算は、エネルギー低減の為に利用すべきではと思えてなりません。決して予算が潤沢で無かったとしても…。

当社は10月から組織を一部変更し、新しい体制で臨んで参ります。
ホームページもリニューアルいたします。
スタッフが一生懸命取り組んで作成していますので、どうぞご期待下さい。
今まで培った通信施工分野から、新しい環境分野への地域社会貢献を目指して。
私たちパルコミュニケーションズを今後とも宜しくお願い致します。

いからし。

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