パルコミュニケーションズ、パルエナジーマネジメントではかねてから蓄電池設備について取組んで参りました。
3.11以降高まる緊急時を含めた電力確保としての設備です。
しかし緊急時だけの設備として多大な資金を確保するのはなかなか容易ではありません。
そこで当社では新しい発想をもった商品「いざ!パワー」の販売を開始致しました。
この商品、詳しくは下記に示しますが、二つの大きな利点があります。
1、 あえて鉛蓄電池を採用していること。
2、 常時からLED照明なでへ再生可能エネルギーからの電気で電力供給が出来ること。
災害時への対応、準備は必然不可欠なものですが、いつ来るかわからないその時だけの設備では安全性、確実性、また効率性が求められます。
また維持するコストはかなり大きな問題点です。
筑波大学ベンチャーの新エネルギー総合研究所が開発したこの商品は、実際に導入するユーザーの視点から開発された扱いやすい常時及び緊急時蓄電池システムです。
蓄電池と言えばリチウムイオン電池が先端の様に聞こえますが、過去の実績では鉛蓄電池の安定性は高く安価で、こうした用途とした場合、むしろ適合していると言う、逆転の発想的な商品です。
以下その詳細を添付しますので各自治体様、避難所としての機能を必要とする施設様、また効率の良い蓄電池システムを検討されている組織、個人様へご参考になれば幸いです。
【筑波大学監修 設計】
“いざ!パワー”は、筑波大学システム情報系・教授 石田政義(エネルギー工学)が長年の研究活動を通じて蓄積した知見を基に回路設計をしています。
ユーザー利用の立場から、効率的運用、動作信頼性、メンテナンス性、環境性、長寿命、適応性、広範囲応用、バージョンアップ、低コスト化を総合的に勘案して定めた設計仕様となっており、単なる蓄電機能を目的とした装置とは大きく異なります。
災害時での確実な作動と常時使用による投資効果の発揮と不具合事前察知を意識したコンセプトは筑波大学で導入され実証されています。
【高効率・高稼働率運用】
・再生可能エネルギー優先
・最大出力点追尾(MPPT: Maximum Power Point Tracking)方式
・室内灯,街路灯(明暗・人感センサー付)への電力供給を基調とする常時運用
・直流高電圧(48V)連系
【長寿命対応】
・ディープサイクル鉛蓄電池採用
・蓄電池メーカー推奨電流レート内での運用(←48V設計とも対応)
・蓄電池性能劣化緩和を考慮した充放電サイクルプログラム
・均等化充電機能組み込み
【ユーザーフレンドリー設計】
・広範囲電圧入力対応(ほとんどの太陽電池パネル・風力発電機が適用可)
【メンテナンス】
・蓄電池リサイクル率95%