先日のNEWSで、囲碁のAIが世界チャンピオンを破ると言う快挙が有りました。
所詮ゲームと思いきや、複雑な囲碁の世界ではこの先10年AIでの勝利は無理だろうと予想されていたのですが、それが今年破られたと言う事になった訳です。
AI(人口知能)の世界は急速に進化していて、その手法の一つディープラーニング(深層学習)があり、ディープラーニングとその他の手法とを融合させたディープマインドの技術は、現実世界でロボットが肉体作業を学んだり周囲の環境に対応したりできるようになる未来への道を指し示している…のだそうです。
AIは人間よりはるかに大量のデータを処理し、物事をより効率的なやり方で構造的に洞察することができる。
これは人間の専門家にはできないかもしれないとも…。
ちょうど今朝のNHKGで、人工知能の特集をやっていましたが、スイスでは既にこのAIによってこの先に得られる株や金利、税金などの利益を人々へ収益として還元する仕組みをベーシックインカム(最低限所得保障)として導入を発案、国民投票にまで発展しているのだそうで、実際に今年の6月に選挙が行われるとの事です。
もし可能に成れば、月額大人30万円、子供7万円が支給?されるのだとか…??
これっていよいよ夢の社会到来でしょうか。
私たちは最近になって、身の回りに人型ロボットをを目にするようになったと思っていたのですが、既に国外では人工知能で得られる利益をどう国民に還元するのかにまで議論が及んでいる事に、驚きと感慨深いものが有ります。
いったいこの先どんな社会と価値観、世界観が待っているのかなど、想像も難しい様な気がしてきます。
極端なお話、全てがロボットだけで成り立つ社会が構築された時、私たちはそれが豊かと感じられのかが、大きな疑問だからです。
資本主義社会と人工知能が融合した時に、本当に私たちは幸せになるのか…。
SFの様な未来ですが、少なくとも今の私には思いもよりません。笑
時折し、当社ではこの4月から本格的に「感情型ロボットpepper」の時給レンタルプロジェクトを始めます。
詳しくは今月の15日以降に正式発表出来ると思います。
これからのロボット社会が、私たちの生活に夢のあるとても楽しい、そして何より平和に暮らせる社会に貢献出来る事を願い、人と機械の間に入り、私たちで出来ることから参加させて頂くことで、私たちは来たるべきロボット社会における、ロボットディーラー、ロボットファクトリーを目指します。
ぜひお近くで、パルコミュニケーションズのエンジニアと愛くるしいpepperを見つけましたら、近づいて、ひと声かけて、その硬い頭と、筋肉質の二の腕(笑)を触って行って下さい。
Pepperの大きな瞳に見つめられる時…きっと何かが解ります。
※参考記事 WIRED