社長ブログ

久し振りの東京での研修会

私の心に染みる電波塔 東京スカイツリー

長いコロナ禍により、まとまっての勉強会など数年ぶりです。
しかも場所は東京…。

今回は主に家庭用ソーラーやEV関連機器に関して関係社員、協力業者様他、そして興味深々の私も参加して参りました。

主に実際の現場に即した講義の内容でしたが、お客様、ユーザー視点での理解が無いと営業、経営としてその商品をどのようにしてお勧めして良いのかわかりません。

今後、社会的規模で進められようとするEVやV2Xへの視野を考えた時に、その基盤となる技術や商材を学ぶ事は重要な事と思います。

そうとは言え、やはり実際に現場に出ている若手エンジニアは質問の視点が違います。
たとえば細かな配線に係る部分、また機器の重量など、現場で苦労して作業している人間にしか見えない領域は多岐に渡りますが、その中に混じってその利点を意識共有出来た事は重要です。

社会に出たら実践あるのみ…では無く、社会、現場に出ないと多くの事はわかりません。
いかに日々学ぶ事の重要性を改めて感じた研修会でした。

田舎出の私達を数名でカバーして下さった取引先の皆さま、本当に有難うございました。
引き続きのご指導をよろしくお願い致します。

それにしても屋上で見上げた時に目に飛び込んで来た東京スカイツリー。
初秋の青い空を下から突き刺す様に真っすぐに立っていて、いつ見てもその姿は美しく力強さを感じる日本自慢の電波塔です。

電波塔などと表現をする人の方が少ないと思いますが、私の中では伝説の一大イベント、あの地デジ化で精魂力尽きるまでその対策移行作業に尽力させて頂いた当社メンバーの出来事を思う時、このスカイツリーは深く心に刻まれるモニュメントであります。

あれからちょうど10年、日本のTV電波史上最大の難工事を終えて、当社は今、新しくエネルギー分野で脱炭素、再エネの道を目指して取り組んでいる事は不思議に思う事もあります。

難しいとされた日本全国一斉のTV受信機のデジタル移行プロジェクト。

それが無事成功したのは、舞台裏でそのロードマップを組み立て、確実に実行するエンジニアが居たからと思います。私達現場は、それがあったから挫けないで進んで来る事が出来た。

為せばなる 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり…

当事者にしか解らない大きなプレッシャーの中でフラッグシップを奏でて下さっておられた方々に改めて感謝し、私たちは次へのステップへ挑んで参ります。

ご一緒に目指しましょう。
持続可能なエネルギー社会へ!

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