社長ブログ

2020ゆく夏に…


 

2020ゆく夏に…湘南江の島から。

8月もあとわずか…。
お祭りや盆踊り、コンサートや花火大会等々…。
毎年沢山のイベントが集中する8月ですが、無情にもあっけなく過ぎて行く虚しさは私だけでなく、きっと多くの人が感じておられる事でしょう。

大人になってもどこかワクワクする夏が、このような形で過ぎ去る事は無念極まり無いのですが、先日通った湘南の風景は変わらず美しく、夕暮れの海に江の島が浮かんでいました。


コロナ禍となって約半年が経過し、私たちの生活を一変させて来ましたが、逆に今まで当たり前、特に重要に見えて来なかった事が、実は大切であった事に改めて気づかされた事もあると思います。

今こそ当たり前にあった価値観を、考え直す機会にしなければならない時なのかもしれません。

少なくとも持続可能な生活を、普通に送る事が出来る社会を先ず根底において、挑むべき革新を、進むべき正しい方向を目指し経済を復興して行く必要性を感じてしまいます。


医療現場の方々は、毎日が見えない敵と命がけで戦いながら、自らも家族がおられる生活環境の中で患者の為、世の中の安定の為に日夜戦って下さっています。


ただでさえ酷暑の中で防護服だけでもきつそうですが、収まるどころか次々と感染者が運び込まれる事など考えただけでも気が遠くなります。


これを「仕事」という使命感だけで出来る事なのでしょうか?
本当に頭が下がります。



私たちはそれでも普通に食事が出来、お酒も飲め、風呂にも入れ、外がいくら暑くても部屋にはクーラーもあります。


それすら普通で無かった時代が、ほんの少し昔にあった事を考えれば、今が不自由と嘆く事などはまったく無い筈で、そもそもが無かった時代まで遡ったとすれば、今が不便と思う事は何も無いのでしょう。



しかし今はただこの災いが一刻も早く過ぎさる事を祈りながら、そして今回経験している出来事が、やがて私たちにとって福と転じる日になる事も願い、今は自ら出来る事だけでも、社会に貢献して行きたいと思います。

 

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