長野県SS木島発電所の除雪作業を行いました。
今年は例年になく小雪で、まだ除雪が必要な積雪はありません。
昨年は早くから根雪となった為に何回も作業に行きましたが、今年はパネルの上下に雪が繋がる事もなく本当に助かっています。
しかしまだ2月も半ばですので慎重に管理して行きたいと思います。
除雪の方法はパネルと地面が繋がった状態を避ける為に、落雪する軒先を重点的に行います。
これだけの広範囲ですので手作業だけでは追いつかず、ご覧のような小型のラッセル車を動かしながら左右に雪を飛ばして行くのですが、これがなかなか真っ直ぐ平らに走らせることが難しく、操作を誤るとキャタピラは雪に沈んでしまいそこから動かなくなります。
今年のこんな積雪量でもそんなに事態になりますので、地元のオペレーターの方がいかに上手いなのかがわかります。
見るとやるとでは大違いなのはどんな作業でもある事ですが、こうして自分自身で発電所の保守を行っていると気が付くことも多くなります。
また大切な電気を生み出すことへの感謝の念も沸いてきます。
なんでも他人任せにせず、時に自分でやる事は、凄く大事な事と気づかされた除雪作業でありました。
会合続きの一月、不摂生のからだには少々きつい作業ではありましたが、夕闇に浮かぶ美しいパネルに癒されながら帰路についた次第です。