先ほど広い範囲でかなり大きな地震が発生しました。
関東地方で震度4から5位と報道されています。
震源は小笠原諸島西方沖で、震源は590kmとかなり深い地震であったため緊急地震速報としては警報として発報されませんでしたが、私たちが提供する高度利用情報は下記のデータの様におおむね正確に受信されていてます。
私が体感した今回の揺れは「縦と横が同時の様な?」かなり特異のものと感じました。
新宿の事務所で設置しているIP系緊急地震速報装置での第一報では、「地震発生震度4、約60秒後」と言うアナウンスでした。
当社で出先での速報端末として採用しているのはIP系のホームサイスモと言う機種ですが、TVモニターへの地図マッピングこそ見る事は出来ませんが、60秒後に震度4が来ると予報している時点で、震源ではかなり大きな地震である事が経験値から予測出来ます。
ここで重要なのは過去の経験値から自分でおよその判断できる様になっていたことです。
3.11も同様で、東京までおよそ一分かかったのですが、遠方に係らず大きな揺れでした。
今回は震源が東北地域ではありませんでしたが、これだけの大きな地震で津波が発生しなかった事が不幸中の幸いかと思います。
もしあの時と同じ津波の予想が出たとしたら今も血が引く思いです。
今回過去の経験から直ぐに行動に移せた事は、
- 揺れ始める30秒程前に、自宅へ電話が可能であった事
- 東京地区の社員数名に安否確認が出来た事
- 3、 直ぐに水や簡単な食糧を調達出来た事
- 携帯などバッテリーの予備を持っていた事
…等々です。
- またも土曜日でした。
大きな地震は不思議と週末に多いですが、これは偶然としても、今も首都圏では電車など大きく乱れていますし、大型ビル施設などで多くのエレベーターが止まっている様です。
いつどこで起きても、自身の身を守る術は自分自身でしか出来ません。
今日大丈夫であった事が偶然では無かったと、やはりBCPの観点から改めて感じた地震でした。
下記に当社新潟本社に設置されているスカパーJSATの緊急地震速報装置からのデータをコピーしました。
( )内赤文字は速報値以降に発表された数値です。
震源深さが大きく違う事が解ります。
地震発生速報( )内赤文字はその後
2015年05月30日 20時23分39秒頃に地震が発生したと思われます。
場所: 小笠原諸島西方沖(北緯28.8度、東経140.0度)
深さ: 10Km(590km)
規模:マグニチュード8.0(8.5)
震度: 3(最大5強)
予測震度: 1(未調査)
到達予測時刻: 2015年05月30日 20時27分37秒頃(新潟市設定)