昨日から開催されているライティングジャパン2014(LED/有機EL照明展)へ行って来ました。
照明のメインはやはりLEDでしたが、今回もその進化は進み、直管型LEDで、今ではたった13Wで2100lmを超えて来ています。
省エネ型照明はその他にも無電極ランプと言って、見た目は殆ど水銀灯に近いのですが、水銀灯は電極で発光させるのに対し、無電極型は発信コイルからの電波で光らせるものです。見た目にもグレアが優しく、また自然な明るさと言った感じです。
次世代型と言われる照明には、その効率や扱いの良さ、省エネはもちろん水銀を必要としないなど環境面の良さなどから大きく注目されている訳ですが、この他にも細い蛍光管を利用したタイプや、面自体が発行する有機ELパネルと言うのも有ります。
有機ELは照明装置としてはまだかなり高価な部類になりますが、将来は壁や天井自体が光る住宅などももう夢ではありません。
この様に圧倒的な省エネ性を持ち、かつ長寿命な照明装置へ置き換わる事で、総電力使用量を今すぐに減らす事が可能ですし、その負荷の低さは今後の創エネ住宅や蓄電池型住宅へのシフトにも向いています。
そう言えばもうシリカ型電球が既に懐かしく思える様になってきました。
「あの明るさで60Wや100Wもの電気を使っていたなんて…なんともったいない」です。
LED電球が市場に出始めてからまだ数年ですがその進化は凄まじく、いかに電気を沢山使用していたのかと思えてきます。
そうして考えると、この先もかなりの電気使用量を抑える生活が出来るのではないのか…と思えて来ます。
「自然エネルギーでは効率が悪すぎて賄える範ちゅうでは無い…」そう言うまえに、目の前にこれだけの省エネが図れる事をもっと考える必要があると思うのです。
発電量が足りないと言う前に、日本が…世界が背負うこの課題を、「先ずは減らす事を急ぎ行う」そうする事の先に、循環型社会の構築は意外に早くやって来ると想えてくるのですが…。
今日もまた会場には今を代表するゆるキャラ君が有りました。
今では世界のくまモンです。
残念ながら今日は飾りのくまモンでしたが、明日は本物が登場するとの事で、今では一流タレントですね。
役付けも営業部長との事でしたが、既に特別観光大使です!(笑)
エコにも貢献するモン…かな(笑)