社長ブログ

ついに太陽光発電がピーク時の肩代わりに!

連日の猛暑にもううんざりのこの夏ですが、3.11震災後から懸念されている電力需要ひっ迫のニュースがあまり無かった事をご存じだったでしょうか。

実は今日の報道で、その要因に国民の節電への意識定着と、電力ピーク時に一番発電量が増して貢献する太陽光発電量が急速に伸びたことで、多くとも90%前後をキープ出来ていたとの事です。

最大値が中部電力管内で8月1日の95%との事で、これは確かにあと僅かだったのかも知れませんが、当社もこの電力管轄内で太陽光発電所を数か所置いていますので、多少なりとも貢献できたのかな…と思うと感慨深いものが有ります。

また国民の節電意識への高まりが挙げられています。
そう今までより一層こまめにスイッチを切る。

またこれに大きく貢献しているのがLED照明とも言われています。

電球を取り換えるだけで90%もの節電が出来る機種もあるのですから、その貢献度は絶大です。

またその他にも高効率空調や動力機器など、ここ数年で普及が加速した要因はかなり大きいのです。

しかし電力が増える要因としてPHVなど電気式自動車の普及も考えられる事や、経済活動を高く維持しながらのピーク時軽減は、実は本当に凄い出来事ではないでしょうか。

電気自動車はCO2を減らすことにも貢献していますし…。

今の段階でピーク時軽減が出来たのであれば、あとは再生可能エネルギーへの全体率をいかにして上げて行くかです。

太陽光発電所では晴天時に雲が横切っただけで大きく揺らいでしまうので、やはりバッファの必要性は感じます。

そこで問われているのが蓄電設備ですが、今までは難しいとされてきた大型蓄電装置も現在多方面でその開発が進んでいる様です。

なんだかんだ揶揄もされた再生可能エネルギーもいにここまでやってきました。

FITは起爆剤になった事は事実です。

これからはそうして出来た自然循環エネルギーを、「いかに上手に溜めて使うか…」を皆で本気で考えて行ければ、必ず理想のエネルギー社会がやって来ると私は確信します。

技術って本当に素晴らしい!

参考記事  朝日新聞デジタル

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