社長ブログ

元号が令和に…。

元号が令和に…。

新しい元号が令和に変わりました。
新しい幕開けとして、あらためて明けましておめでとうございます。

4月からの一連の儀式が滞り無く推移し、本日4日午前の一般参賀も晴れやかに行われておられるご様子です。
皇居には数万人のお祝い客でにぎわっていて、改めて時代の移行を感慨深く感じます。

月日は矢のごとく経過して行きますが、報道の特集でもある様に日本における時代の変遷と言うのはその時々の時代の様子を浮かび上がらせていて、平成のそれはまさしくインターネットであったと断言しても良いのでは…と思います。

思えば私が会社を立ち上げたまさしくそのころに、全ての情報がデジタル化へと向かい、通信ではブロードバンド(広帯域、高速通信)時代が幕を開けました。

当時はNTTが電話回線を利用したISDNなどを推奨していて、64kbpsを二倍使用して128kbps(キロビーピーエス)などとうたっていました。

多くの加入者に安定した通信速度を保つためにはそれが限界であった訳ですが、その後ADSL技術の進歩で、特定のエリアにはなっても数メガ(Mbps)を誇れるもので、その後は一気にCATVや光ファイバー通信による超高速通信へ移行して行ったかと記憶しています。

あれから二十年以上が経過し、今ではメガ(Mbps)を遥かに超えたギガ(Gbps)も当たり前になり、5G(第五世代伝送技術))の時代になれば、映画一作を数秒で送る事が出来たり、瞬時のネットワークを生かせば自動車でも安全な全自動運転、医療分野では超高画質遠隔手術などが当たり前に出来るようになるのですから、10年は一昔どころか数年で手にした技術もどんどん古くなっていきます。

考えてみれば、衝撃が走ったiphone登場から既に12年が経過し、これだけの速さで世の中を変える商品が出て来ると、次は何か?と期待が膨らみます。

私的には、その大きな一つがEVだと考えて、その産業のすそ野の大きさから通信業界以上の衝撃かと私は考えます。

中には「充電器インフラが間に合わない」や、「まだまだエンジンだ!」と言う方も多く、いつでも世の中が変わるときはそんな物議があるものです。

以前もお話した様に、レコードからカセット、CD、MD、HDD、メモリ、そしてスマートフォンへかかった時間はそれぞれがおよそ数年単位です。

テレビも高画質と言われたHDブラン管でさえ今は陰さえ無く、既に液晶も超えて有機ELなどへ移行していてフィルム型モニターさえも既に存在しています。

すべてが大きく変化した平成と言う時代の、その大きなくくりの中ではデジタル化と言われる情報革命と思いますし、通信はそのデータを運ぶ道具、システムです。

携帯電話も超小型化されて約30年、広域な基地局を建設するのに特別な不都合は無く、今では国民が欠かせない重要なインフラである事を否定する方はおそらくおられないでしょう。

さてEVの普及を想像するとき、まだ十分には足りてはいませんが充電に必要なインフラは既に沢山存在していますし、またそのエネルギーとして電力を供給するインフラは既に山奥の隅々まで整備されているのですからそれを使わない手は無いでしょう。

既にEVを利用している方ならわかりますが、毎朝バッテリーが満タンになっている感覚は、自宅にガソリンスタンドがあるも同然です。

今お使いのスマホを、わざわざ出かけて充電するとしたらその面倒な感覚をつかんで頂けるでしょうか。(少し大げさですね…汗)

北欧の国で既に新車の登録数で50%を超えたと言うNEWSが先日流れていました。
それってかなり衝撃的な数字と思いますが、もう未来の時代の話で無い事もわかります。

新津市育ちの私にとって、国鉄のSL蒸気機関車の堪らない煙の匂いと、日産のRB26DETTのエンジン音が肝に入っている私が言うのも難かもなのですが、やはり時代の技術には逆らえないのでは無いのかなと…。

と言うことで、令和と言う時代への期待と、何が世の中を変えて行くのか、その変化を楽しみにしながら、また私たち当社エンジニアによってその時々のお手伝いを提供しながら、これからの新しい時代に貢献できるように精一杯の精進をして参ろうと思います。

この新しい令和の時代にも、パルコミュニケーションズ社と、パルエナジーマネジメント社(PEMCO)をご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

関連記事

TOP