社長ブログ

わが社の燃費優等生。

 
写真はわが社のプリウス君。
燃費が半端なく良いでので遠くの現場や出張には皆に重宝されています。 
 
下道などで上手に走ればリッター25km
高速でも時速100km巡航であればそれ以上いく事もあります。
新潟から東京へ行って、また戻ってきてもまだガソリンが十分残っているから驚きです。
 
 
大震災時に首都圏のガソリンスタンドが給油の行列をなし、普通の乗用車では新潟から出張しても戻れない事から当時に購入を決めました。
写真は長野県飯山市での写メですが、素晴らしく良い天気を背景にした凛々しい姿です(笑)
 
 
プリウスはこの世界の先駆けのハイブリットカーですが、未だこれ以上の燃費を上回る市販車はありませんでした。
しかしここにきてホンダが高級セダンタイプ、アコードで実質燃費が30kmのハイブリットカーを先日販売し、長くトヨタに道を空けられてきたこの分野で、先を行く先端技術で挑んできた訳です。
 
 
本日偶然に、山手通りを試乗するこのアコードを見ました。
音もなく優雅に走るその姿はプリウスとはまた違ったエレガントさを持ち合わせています。 
 
ホンダ販売店の説明では時速70kmまではエンジンはかからずモーターだけで駆動するとの事、これって街乗りだけならエンジンは充電機能のみに動く事になります。
 
 
車はハイブリッドでどこまで燃費進化するのだろうと思っていたら、既にマツダはハイブリッドを使わない、スカイアクティブと言う内燃機関の技術だけで革新した高燃費車を販売しています。
あるエコラン実験ではディーゼルでハイブリッドを凌ぐ燃費をたたき出したとの事。
マジか?…ですよね。
 
これぞ日本のエンジニアスピリッツ!
少し最近まで、だいたいの普通乗用車ではリッター10km〜13kmが普通でした。
それが今ではその倍近くを当たり前に走ります。 
 
これって凄いの出来事と思いませんか?
二から三割アップならわかりますが、一気に倍以上なのですから。 
 
技術の進歩は止まる事は無い…。
しかし実用化されるまで、寝る暇を惜しみ、信じられない様なプレッシャーを乗り越えながら日夜実用化に挑んでいるエンジニアがいるのです。
 そう言えばちょうど一年前くらいにホンダはこんな広告を掲載してました。
やけに心に響いたことを覚えています。

プリウスに乗っていて気が付きますが、初めは静かにモーターだけでスタートし、スピードが上がってくると途中でエンジンが知らない間にかかりバッテリーと車軸へのトルク配分を自動で行っています。 
 
フロントディスプレーに映しだされるその様子は明らかに今までのクルマとは違い、何か未来のクルマに乗っている感覚を運転者へ与えてくれて、環境に配慮した優越感さえ与えてくれるから不思議です。
 
 
これから先の未来へ、1リッターでどこまで走れるのか。
そう遠くない未来にガソリンを使わない燃料電池と言う技術の自動車も実用化が視野に入って来た様です。
これってクルマだけでなく、私たちの家の電気の使い方も大きく変える可能性を秘めている発電技術です。
(既に市販化もされています)
 
CO2を排出しない発電技術と、自然エネルギーが生み出すエネルギーのみで支えられる社会が、案外そう遠くない未来にやって来るかもしれません。
 
 
しかしそこにはやっぱり、寝る暇を惜しんで研究開発し続けているエンジニアがおられる事を私は忘れずにいたいと思います。

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