社長ブログ

伝説のM君

先日のビジネスショーで久しぶりにM君に会った。
彼は当社の初回の新卒竿用(3期前)に応募してくれた男子です。
その時は当社も初めての就活で、いったいどんな学生が話を聞いてくれるのか?と不安の中で始めた企業説明会でした。

不慣れで小規模な会社の割にはたくさんの学生が当社ブース席に座ってくれたのですが、
私も抱える不安より、とにかく一生懸命説明したのを覚えています。
結果、当社を受験してくれた多数の学生の中で、一等最初に合格したのがれM君でした。
私の気持ちの中では、合格というより「ぜひ当社に来てくれ!」の思いです。

彼の眼はなにかの興味に輝いていて、無邪気で優しい感じで、しかしどこかに不安そうな雰囲気を覗かせる学生でした
彼が面接の際に、待ち合わせ場所に持ってきたのは小さな自作LEDシグナル装置。
かれは楽しそうにそれを振って見せてくれ、まるで子供が大事なおもちゃを自慢げに見せてくれる少年のようでした。

優秀な彼はやはり当社以外にも内諾があり、その企業名を聞いた私は、同じ技術系の人間として羨ましくなったほどです。
結果、彼は大手であるそちらの会社を選んだのですが、私は彼の事を考えると決して悔しい気持ちでは無く、むしろ大きなフィールドで頑張れ!とエールを贈りました。
今時には無い?無邪気で、しかしわくわくしたその表情が忘れられない、当社では今や伝説の学生です(笑)

その彼とは、こうしたイベントでばったり会う事もあったのですが、今回もまたこの会場で再会をして、驚いたのはその精悍さです。
男として「いい顔になったね」思わずそう言いました。

もともとハンサムなイケメンではありましたが、やっぱり厳しい現場に磨かれた顔は一目でわかります。
たしかにもう社会人3年生も後半ですから少なからず変わる頃ですが、その目線からはプロのエンジニアを感じました。

M君!君はこれからの技術系エンジニアとして、今の日本を変えていくようなエンジニアになってください。
少し大げさですが、ビルゲイツやジョブスの様な夢を抱け!
君なら出来る!
今の通信の世界は時進日歩です。
先が見えない今だからこそ、世の中が変わる大きなチャンスが開けるかもしれません。

お互い忙しい毎日だけど、今度時間を見つけて飲みに行こう!
寒くなってきます。一人暮らし?で風邪ひかぬよう…。
またね!

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