社長のブログ
タクシー配車アプリでGO!!!
2023-02-01
今日から2月…ちょっと近未来のお話しです。
タクシーの配車や迎車にアプリが存在している事は以前から知っていましたが、先日出張の折に都内移動でこのアプリ「GO」を利用してみました。
と書けばいかにも私自身がそのアプリを使いこなして…と思えますが、実は一緒に乗車される方がそれを利用し配車をお願いしたものです。
都内でも夜間はメイン道路で無ければタクシーがいつ来るか分かりません。
私はと言えば、遠くを曲がるタクシーらしき車両に手を振ってみたり、反対車線に来そうな気配があると夜間の道路を横断しようとしたりで、危険極まりない行為で今も昭和のビジネスマン?そのままの姿でした。
まったく恥かしい…すね。汗
その方がアプリで入力をすると、ものの5分位でタクシーが目の前に到着、しかもちゃんと待っている車線側に到着しましたので、これば便利極まりないシステムと感じます。
以前のタクシー配車で有れば、客はタクシー会社へ電話をし、自分の場所を伝える訳ですが、正確な場所を伝えにくい路上などに居る時には、自分の場所や位置を一生懸命説明する必要が有ります。
しかしながら、スマホにはGPSもマッピングもありますので、いちいちそんな説明も要らず超正確に、しかもお互いが安全にそのサービスを完結出来る訳でございます。
そしてなんと添付の記事によりますとこのアプリを運用する企業がタクシー会社へEVを普及させるとあって、その計画も現段階で2031年までに2500台のEVと2900基の充電器の普及させると有ります。
日刊自動車新聞 電子版より
これは大きなタクシー業界におけるGX(グリーントランスフォメーション)への取り組みですね。
また、これは私の憶測ですが、この先に自動車がオートパイロットレベル5(全自動運転)が可能になれば、そこもう人間や運転手さえ介在しないで無人のタクシーがスーッと迎えに来るのでしょう。
少し以前まで全くSFの様な世界も実はどんどん現実に近づいて、きっとこの先には空を飛ぶドローンタクシーも現実味を帯びるのでしょうか…。
既に物の輸送においては現実的に動き出している報道も見受けます。
(drawn school portalから)
DX(デジタルトランスフォメーション)とGXとが融合する時代も、もうここまで来ています。
中々来ない道端で大きく手を振る昭和の私も、この先に無人タクシーや、ましてドローンで移動する時代を目の当たりにする日を楽しみにして過ごして行きたいと思う今回の体験でした。

東京駅前から イメージ
the tokyo sky
2023-01-12
今週は久しぶりの東京入りでした。
この時期の関東地方は毎日が晴天、新潟はと言えば殆んど毎日どんより曇天ですのでたった2時間弱の移動でこの差には、さすがに雪国ハンディと感じてしまいます。
雪国ではこの時期どこへ行こうにも先ず天気予報をチェック、寒気が来ようものなら渋滞や立ち往生が頭をよぎりますので、ドライブで観光などと言った気分になれません。
これは長時間立ち往生を経験した私の既に立派なトラウマです。泣
雪国のハンディと言えばもう一つ、私たちに大きく係わる太陽光発電ですね。
しかし以前からお話ししている様に1年を通じた総合発電量は関東とはそれほど多くの差はありません。
今頃の時期は流石に発電量が低下しても、初夏から秋にかけてはそれを補うくらいの発電量がありますので心配ご無用。むしろ設置コストが安価であれば新潟県はまだまだソーラーに適した場所、積雪強度さえ確保できれば建物の屋根が大きな発電所に置き換わります。
事実、他の地域より遅れはしたものの最近はこの屋根上発電でのオンサイトPPA(第三者設置による設置場所消費型ソーラー発電)事業が多くなっており、電力価格が高騰する中でその可能性がクローズアップされています。
このPPA発電はなんと一般のご家庭にも適用が可能ですので、新潟の曇天によって設置を迷っておられた方々も是非問い合わせを頂ければご相談に乗らせて頂きます。
一般家庭の屋根上で、1年間で生まれる電力でEVなら数万㎞も走れるお話しを以前もしました。
再エネだけで堂々走る電気自動車の社会がそこまでやって来ていますので、今年からでも是非そんな生活を楽しんで頂ければ幸いです。
なかなか難しいと思われてきた雪国新潟でのソーラー発電も…
やれば~出来る!(笑)

パル東京オフィス
2023年 新年明けましておめでとうございます。
2023-01-04
2023年 新年明けましておめでとうございます。
新潟では予想より雪の少ない年始を迎え少しほっとしたのが実感と思います。しかし年末に発生した寒波は新潟県のあちこちで立ち往生をもたらし、新潟市の中心部でも長時間渋滞が発生、体調不良や山間部では雪に埋もれた車中で一酸化炭素中毒事故も起こりました。
今後はこの様な災害が身近でいつ発生してもおかしく無く私たちは十分な注意が必要です。
昨年を振り返ると不安に思う出来事が沢山ありました。
長く続くコロナ禍、2月にはまさかの戦争勃発、それに付随して世界的物流や物資の停滞、後半に加速したエネルギー不足や物価高騰などなど、只でさえ弱った経済に水を差す事態として今も余談を許しません。
感染がまた拡大する中でたとえ行動規制が緩和されたとしても、これからはウイズコロナとしての生活が余儀なくされるのでしょうか?
私的にはマスクの無い時代へ戻って欲しいと切に願いますが、昔は冬季でもマスクなど無い飲み会など平気で行っていた事を考えると、よほど無防備だったのか?それとも「知らぬが仏…」だったのでしょうか。
今はまだ冬季ですのでガマンするとしても、新しい春が心地の良い以前の生活に戻る事を今年一番に期待したいと思います。
さて、主に石油石炭に代表する化石エネルギーをほぼゼロへして行く事が待った無しの世界最大のテーマになり、これは既に大きなうねりとして世界中で動き出しています。
大手企業も一般個人の方々からもエネルギーに関する危機感を私たちは感じています。
未だ揶揄される電気自動車ですが、「私たちは既に普通に石油を燃やせない段階に来ている」と言う認識に立って、先ずはその観点から「これからどう選択をするのか?」を考える必要が有ると思います。
私達パルコミュニケーションズとパルエネジーマネジメントではそのカギを握る再エネと蓄電池に取り組んで来ました。
2011年の東北震災によるエネルギー事変から12年、原発も今では化石燃料もふさがれた日本は主電源を一刻も早く再エネ由来へ切り替える必要性が在ると考えます。
その切り札が実は蓄電池にかかっています。
電力は唯一電線を通じて遠くへ送る事が可能な便利で大きなエネルギー源です。常にオンデマンドで発電する必要性から火力発電に頼らざるを得ない状況でしたが、その問題が蓄電池によって大きく解決出来る可能性が在るのです。
水力発電の揚水も同様に蓄電さえ出来れば、省資源国の日本もエネルギー問題から脱する事が可能になる…、しかも各個人レベルでの参加も可能です。
そう、その道筋がEVや個人宅でのソーラー発電でも大きな意義を持つ訳です。
以前からお話ししています1kwhで10㎞も走行出来るEVの登場や、EVを大きな蓄電池として活用できる事がそれに該当します。
電気自動車が発売されて10年も経過したと言われますが、まだ10年余りしか経験が無い中で既に超高性能スポーツカーEVや電費の良い軽EVも出ているのですから、この先10年の技術革新を創造したらおそらく色んな事が解決出来そうな気がして来ませんか?
苦労を重ねているエンジニアの皆様にはお許し願いたいのですが、やっぱり凄い革新と思う次第です。
世界にとっても企業や個人にとっても脱炭素に向けた道筋は遠いかもしれませんが、思うベクトルが一致さえすればそこに集約される力は凄いと言う証拠。
私たちパルコミュニケーションズではその一員としてこれからもSDGs、地域社会への貢献に取り組んで参りますので当社スタッフへどうぞご支援賜ります様何卒よろしくお願い致します。
最後になりますが、人気芸人にあやかってこの言葉で締めさせてください。
やれば出来る!
株式会社パルコミュニケーションズ
株式会社パルエナジーマネジメント
代表取締役社長 兼CEO 五十嵐修
今年も一年有難うございました。
2022-12-29
今年も一年有難うございました。
以前もお話ししたと思いますが…。
今年もあっという間に年の瀬が迫って来ました。
なんと月日の経過が早い…その速度は確実に加速度を付けて上がっています。
もちろん地球の自転が早まっているのでは無く、自分の自転が早まっているのでしょうけど…(笑)
1年がこんなにも早いと色々と思いに更けってしまう事もありますが、皆さんは如何でしょうか…。
多忙に過ごしているとただでさえせわしい訳ですが、その上に心配事が増えると思考回路にバグが発生します。
自分自身のバグが増えている上に(汗)、これで4年目に突入するコロナ禍と、今年にまさかの戦争が勃発し未だ両者に明るい兆しが見えない中では、このバグは一層増えるばかりです。
只でさえ弱っていた経済に戦争による物流の停滞とエネルギー不足によるダメージは企業活動だけでは無く、私たちの心にも不安と停滞をもたらします。
石油もガスもそれに発電依存する電力も大幅に高騰しましたし、今後も予断を許さないのが現状として日々の買い物でも実感する毎日。
大変な世の中ですがそれでも今はまだ物資は有る方と私は思います。
唯一確実に確保できるのは既に設置してある太陽光などの再エネですが、その電力は中々安定的な確保が面倒…です。
今後は計画されている風力発電なども急速に進むと思いますが、自然に左右される電力を安定的に補う事を可能にするのが蓄電池と言われています。
私達パルコミュニケーションズでは以前から脱炭素に繋がる商材を推し進めて来ました。
コロナ禍に入り難しい数年を過ごして参りましたが、新型の電気自動車の相次ぐ発売で充電器やEV+V2H市場が大きく活性化し、またそれに付随して蓄電池やソーラー発電への期待が顕著に高まって来ています。
「屋根にガソリンスタンドを載せているようなもの…」 当社はこの様に御伝えして来ましたが、このコメントを今回新潟日報の記事にも掲載頂きました。(下写真)
以前は売電だけが注目されたソーラー発電は自分で使う時代へ移っています。
1kwhで10㎞も走行可能なEVが有れば、屋根の上での発電はまさにガソリンに代行するエネルギーになります。
新潟は長く屋根上ソーラー発電の普及が遅れて来ましたが、逆に戸建て住宅の屋根が首都圏と比較して大きな面積でパネル設置可能となれば、首都圏以上に確保可能かもしれません。
大きく帰路に立つ世界情勢を前に資源が少ない日本の事情を憂いてばかりはいられません。
もし今後にどうせ入れ替える自動車が有るのであれば、電力タンクとして機能する電気自動車を選択する事はBCPを踏まえたライフスタイルを変える事が可能になります。
自動車が走るだけの目的から、今必要に迫られている停電時などの電力確保の観点でも選んで頂ける商品である事を是非意識してみて下さい。
EVは高額?
自動車単体で捉えた時はまだ高い方かもしれません。しかし電力貯蔵庫としての側面から見ればコスパ最強で有る事を最後に御伝えし、今年の推し商談とさせてください。
今年は毎日が変化の一年でした。
そう考えた時に加速する時間の中で、来年はもっと早くに未来がやって来るかもしれませんしそう思えばワクワク出来ます。
今年も一年、当社をご愛顧頂き大変有難うございました。
最後になりますが、新しい作業に試行錯誤で挑んで頂いた当社スタッフと協力会社様、またそれを支えて下さったご家族の皆さまへ心より感謝致します。
素晴らしい活躍でした。
本当に有難うございました。
新しい年も明るくご安全に参りましょう!
代表取締役社長 兼CEO 五十嵐 修
長引いた停電と相次ぐ立ち往生
2022-12-27
佐渡市では大雪や強風の影響で一部の地域で停電が続いていましたが、復旧作業の結果、27日未明、9日ぶりにすべて復旧しました。
(NHK NIIGATA NEWS WEB)から
今月17日頃から主に北日本で大荒れとなり、特に新潟県では雪による自動車の立ち往生や倒木などによる停電が相次いで発生しました。
写真は降り始めの18日に古民家で撮影したものです。
渋滞による立ち往生は今回主に国道などの下道と、高速道路含め長時間にわたり発生しています。
幹線としてもこの様な下道で大規模な渋滞は以前福井県でもありましたが、今回は一気に積もった積雪により抜け道もふさがれてしまい、どうにも動かなくなってしまった事も原因と思います。
なんと新潟市の中央区周辺でも夕方の帰宅時に普段は20分の道のりで6時間以上かかったともお聞きしました。
この様な都市部で交通がマヒしたのは過去あまり覚えが有りません。
以前の長時間立ち往生の教訓から高速道路は早めに封鎖した事も一員とも考えられますが、毎年繰り返されるこの様な渋滞は緩和するどころかその規模が拡大しています。
二年前の関越自動車道で31時間もの立ち往生を経験した私は、現在多少の信号待ちでも緊張を強いられる事が有りこれを一種のトラウマと言うのかもしれません。
高速道路や峠を越えるような国道では抜け道がありません。
あってもそれこそ深い積雪にはまってしまい身動きすら出来なくなってしまいます。
今回は県内で雪に埋まってしまった乗用車の中で一酸化炭素中毒により亡くなられた方もおられます。
本当にあってはならない悲しい事故、心よりご冥福をお祈り致します。
今後は停電や立ち往生を甘くみる事は出来ません。
少なくとも食料や水、冬季は毛布など、もしガソリンや電力が無くなってもしのげるような工夫が雪国では重要です。
先の記事では停電による復旧で、今回佐渡市では9日もかかったと有ります。
この極寒期で1週間以上とか…山間部では孤立や高齢者も多かったと思います。
復旧に時間が掛かった理由は倒木による送電線の切断などで、しかも切断カ所にたどり着く事さえ難しい現場。
私達電気工事の立場では、普段でさえ山越えや林野を通線するだけでも大変な作業です。
そこに深い雪や天候も悪化していれば作業員の安全確保すら大きな課題になります。
9日間もかかった…かもしれませんが、9日間でよく復旧した…とも考えられます。
今後はこの様な気象が当たり前に起こる事を想定した準備、一般家屋でもBCPに該当する手順を踏まえる必要性が有ると感じます。
昨今の渋滞も長引く停電も人命に直結する事象が、事件事故にならない様にする事。
私達一人一人が自らの対策を行う必要性に迫られていると感じます。
今回、これら普及作業に私の知る会社関係者の方々が他県から駆けつけて下さっています。
県内の私達でさえ動けなかった中で、いざと言う時に移動すら命がけで駆けつけて下さったラインマンや救助の方々に深く頭が下がると同時に、毎年の様に発生する気象災害に今からでも出来る対策を改めて考えたいと思う次第です。

令和2年12月の関越自動車道渋滞